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〒912-0021 福井県大野市中野3-8-1
計測の条件(エアコンは20℃設定) | ||||
@ 3/19 AM10:00時設置 | → | 3/22 AM9:00 | エアコン無し状態 | |
A 3/22 AM9:00 エアコン稼働 | → | 3/23 PM4:00 エアコン停止 | → | 3/24 AM9:00 |
B 3/24 AM9:00 エアコン稼働 | → | 3/24 PM3:00 エアコン停止 | → | 3/25 AM9:00 |
SwitchBot設置場所 | ||||
・玄関 1FL±0 | FLとは… Floor Level=フロアレベル 床の高さを表しています 1階は 1FL 2階は 2FL 【例】1FL500は1階からの床高さ50cmとなる ※表記なければmmとして読む |
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・リビング 1FL+1100 | ||||
・ファミリークローク 1FL+1800 | ||||
・2階子供部屋 2FL+1800 | ||||
・2階寝室 2FL+1800 | ||||
エアコンの設置箇所(共に20℃設定) | ||||
【1階】 リビング ※約19畳 | ||||
【2階】 寝室 ※7畳(クローク合わせて9畳) |
1日を通して外気温の上がり下がりが激しいですが、室温はどの場所も一定ですね。
高気密高断熱住宅は、室外の気温の変化を受けにくいことが分かると思います。
20日に作業のため一時的にエアコンを稼働してしまいました。
この時間帯の室温が一気にあがったのはそのためです。
また21日は朝から晴れて外気温も上がっています。
南側に設けられた窓の日射の影響で、リビングの室温があがったと考えられます。
南側の窓は大きく取られているため、日差しをたくさん取り込んだのだと思われます。
冬の大野市の太陽の日射角度が約30度なので、南側の窓からたっぷり日射を取り込めます。
日射を取り込む設計(パッシブ設計)も大事な要素の一つです。
2階寝室は運転から2時間で設定温度の20℃に達しました。
SwitchBotの設置位置が2階床から180cmと高い位置に設置したこともあり、
設定温度より室温が高くなってしまいます。
逆に玄関では床から0cmな上、土間もあるため上がりきらないと分かります。
エアコンをつけていない2階の子供部屋は寝室に比べて4℃ほど低くなっています。
リビングでは室温が20℃に達してからは安定して20℃を保っています。
エアコンの省エネモードに入ったと考えられます。
エアコンのない1階のファミリークロークでも20℃を達成していて、
暖めた空気を外に逃がさない設計がよく分かります。
16時にエアコンを停止しました。
高い位置に設置してあった寝室は下がり方も激しくなっています。
最初の1時間で2度低下しています。
その後は緩やかに低下を続け、次の日の朝9時には12℃となっています。
17時間で11℃低下しているので、1時間で約0.6℃下がる計算です。
いずれも室温12℃くらいからのスタートなので、寝室では1時間で設定温度の20℃に到達しています。
玄関はやっぱり土間などの影響で室温はそこまで上がり切りませんが、
エアコンをつけていない部屋でも19℃まであがっていることが分かります。
15時にエアコン停止後は寝室やリビングは最初に2℃ほど下がりますが、その後はゆっくりと低下しています。
18時間後の朝9時には室温14℃で約9度低下。1時間毎に約0.5℃低下の計算になります。
例えばエアコンを夜の12時に停止すると、7時間後の翌朝7時までに3.5℃しか下がらないことになります。
消した時の室温が23℃だったとすると朝7時に19.5℃ですから暖かいですね。
外気温によっても多少差はでますが、いずれもエアコン停止からの温度低下は緩やかで、
暖められた空気が外に逃げづらい住宅と言えます。