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27坪の平屋建築中 2021年7月

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〒912-0021 福井県大野市中野3-8-1

大野市内 27坪平屋の中間気密調査 7月8日27 tsubo one-story building under construction

施工中の様子

      


中間気密調査

7月8日 26坪の平屋 中間気密調査を行いました。
天候は小雨、T大工さん・電気業者さん・測定者・天谷洋・竹田が立会予定でしたが、
差し入れを持ってきて頂いた施主様も急遽立会となり、合計6名での測定となりました。
測定後の雑談では、電気業者さんからウレタン断熱についての貴重な情報を教えてもらえたり、
有意義な調査になりました。
今回は撮影隊ではなく竹田のiPhoneでの撮影です。



調査は3回行いました

一回目の調査では、測定器廻りのシートが外れてしまいました。
調査中は家の中が負圧になるので、軽く接着したシートなどは外れやすくなります。
施主様に気密シートにかかる圧力を体感していただきました。

二回めの調査では、うまく調査が完了しました。
3年前と比べて、気密施工ポイントが分かってきたので、
安心して観ていられるなあと、T大工さんも言っていました。

三回目の調査では、試験的に直径100mmの自然給気口の穴をあけて、
どのくらい隙間面積が変わるのかを調査しました。
測定者も初めての経験だそうです。
開けた穴からはすごい勢いで風が入ってきました。



調査結果 C値0.5

  • 二回目調査結果

    相当隙間面積 αA=43㎠(家全体の隙間は約6.5㎝角の隙間です)
    実質延床面積 87.78㎡
    相当隙間面積:C値(㎠/㎡)=家全体の隙間の合計(㎠)/建物の延床面積(㎡)

    C値 43㎠ ÷ 87.78㎡ = 0.49㎠/㎡
    隙間特性値  n  1.25

高気密施工中

  • 三回目調査結果(100φの穴ありでの調査)

    相当隙間面積 αA=75㎠
    ※穴のない状態と比べ32㎠上昇(約6㎝角の隙間)
    実際の穴は直径10㎝なのですが外部フードの抵抗等も関係するそうです。

    C値 75㎠ ÷ 87.78㎡ = 0.86㎠/㎡
    隙間特性値  n  1.48

    平屋で床面積・天井面積が比較的大きいので良い結果であると思います。

玄関の気密工事


タコ足配線には注意下さい

調査後に立会頂いた職人さん方と雑談をしました。
それぞれ、色んな現場での体験談や施工例など、今まで知らなかった事がいくつか聞けました。
ここですべては話しませんが、一つだけ注意していただきたいことがあります。
タコ足配線は配線に流れる電力が大きくなります。
長期間、配線に負荷が掛かると、電線が硬化したり樹脂部分が溶けたりして、
火災の原因となりやすいので十分注意ください。