本文へスキップ

土縁のある27坪の平屋 2021年8月

電話でのお問い合わせは0779-65-7600

〒912-0021 福井県大野市中野3-8-1

福井県大野市内 土縁のある27坪の平屋27 tsubo one-story house with earthen edge

ルームツアー

      

バーチャル見学会

      

バーチャル見学会 キッチン編

      

バーチャル見学会 土間収納編

      

弊社15棟目の長期優良住宅 土縁のある27坪の平屋です。
気密性能を表すC値は0.5 外皮平均熱貫流率UA値0.45 夏の日射取得率ηAC値1.7 冬の日射取得率ηAH値1.3です。
当初計画では既存車庫を残した建替え検討でしたが、準防火地域の住宅密集地であり、日当たりや今後の資産価値を考慮し汎用性の高い平屋計画となりました。
道路が北方向に対してほぼ45度傾いており、既存建物の日当たりは非常に悪く暗い家でした。
道路に平行ではなく、隣家に平行なイメージで配棟し日当たりが大幅に改善しました。



落葉除けネット

敷地西側に神社には大きな木が西日を遮り都合が良いのですが
落葉が雨樋に詰まる可能性があるので落葉除けネットを施工しました。





外部



外観上のポイントとしては屋根の棟ラインを一直線に通し、軒は深くです。
出来れば軒をもっと低く出来ると良いのですが天井高さ確保を優先しました。
正面のガルバ鋼板外壁はタテヒラとして不陸が出ないように厚さ0.4㎜を採用しました。

玄関廻りは杉板鎧をアクセントとしています。



加齢配慮として玄関土間を3段にして一段当りの高さを抑えました。
平屋の為、TVアンテナ感度が悪くならないように電気引込柱を付けて対応しています。
西側からは土間収納に直接入れる断熱勝手口があります。
南側隣家は接近していますがうまく冬の日照が住宅内部に差し込むような配棟にしています。


内部





玄関は1坪で鏡付の玄関収納があります。
その横には5帖の土間収納があり、奥行の深い固定棚と、奥行35㎝の可動棚を付けました。壁面には自由に釘等打てるようにシナベニア合板仕上げです。


LDKは5.46m×5.46mの大空間。耐震性を担保するために、天然木仕上げの柱・筋交をインテリアポイントとしました。


中心のカウンターキッチンの調理器前は開放感を出すためにガラスパーテーションで仕上げました。
食材や大鍋などのパントリーは大工さん作成の可動棚です。



南側には大きめの集熱窓。
屋根を伸ばして土縁で夏の日射調整を行います。
東側隣家の影になるので東窓も大きめにしました。



トイレの入り口が見えにくいように少し奥まった形で設置しました。



洗面は一般的な広さですが、浴室は若干幅が広い1618サイズを採用しました。
居室・水廻り共にLDKに面しているのでヒートショックのリスクは減ると思われます。



西側に面する洋室は6帖ですがクロゼットとの仕切りを三枚片引戸としたので広く使うことも出来ます。



北側の洋室は8帖です。窓の腰壁を低めにしたので広がりを感じやすいです。




今回のお宅では建て方、気密調査など工程ごとにコラム、記事を作成しています。
ご興味のある方は、弊社ホームページの関連記事からご確認ください。




物件仕様

屋根材 ガリバリュム鋼板/タテヒラ葺 バータイプ雪止付
外壁材1 ガリバリュム鋼板/タテヒラ・ロクヤマ
外壁材2 杉羽目板貼/キシラデコール塗装
サッシ APW330防火:樹脂サッシ/ペアガラス(アルゴンLow-E)
敷地面積 75.82坪 建築面積 29.11坪 施工延床面積 26.86坪